フォトアルバム

降水短時間予報

日めくりカレンダー

剱岳 2008

  • Photo
    2008年8月14日~17日 剱岳登山
Powered by Six Apart
Member since 07/2008

« 萩・津和野ツアー 萩市内編 ・・・ 女将 | メイン | 萩・津和野ツアー SLやまぐち号 & 駅弁狂想曲 ・・・女将 »

2016年9月25日 (日)

萩・津和野ツアー 太皷谷稲成神社 & 殿町通り編 ・・・ 女将

51

52

バイキング形式の朝食を食べ、チェックアウトして
ホテルの前から出ている津和野行きのバスに乗りました。

2時間弱の行程なので、前日と同じ様に最後尾の広い席に2人で座り
前夜におしゃべりし過ぎて寝不足だった分を補ったり
朝から遅延速報が出ていた山口線の情報を集めたりしながら
津和野へと向かいました。

82

53

津和野駅に着いて最初にしたのは、前日は大雨のため運行を中止していたSLが
ちゃんと動くのかどうかの見通しを、駅員さんに尋ねることでした。
山陽新幹線は問題なく動いているようでしたが、津和野から新山口駅まで
時間通りに行けないのであれば、遅れることを見越してSLは諦め
もっと早い電車に乗るなどの対策を考えなければならないからです。

いや~、今日は大丈夫でしょう!という駅員さんのお返事でしたので それを信じて、
予定通りの観光に行くことにしました。
最初の目的地は日本五大稲荷のひとつに数えられる太皷谷稲成神社でした。

出雲大社のような大きな注連縄があるここへ向かう交通手段は、
観光協会の方のお話によると、30分ほど歩くかタクシーの2つしかないということで
大雨がまだ降り続いていましたので、迷わずタクシーで行くことにしました。

54

56

山頂にある境内は、人気の観光地ということでしたが
この雨の中ですので、人影もまばらな感じでした。
少し時間に余裕もありましたし、今回の旅行で初めておみくじを引いてみました。

大吉です!
これで、お盆休みの間に高熱を出したことや、9月に入ってすぐに足を捻挫したことなど
ここ最近ツイていなかった諸々のことが、リセットされたような気がしました。

57

58

案内板を見てみますと、境内には4つのお稲荷さんがあり
四カ所参りをするといいらしいと書いてあります。
ちゃんとしたお参りの順番があるらしいのですが、すでに
一番大きなお社に先に参ってしまいました。
神さま、順番が違っててスミマセン・・・と思いつつ他のお社にお参りしている途中に
あ!SLの汽笛が聞こえてきました。

急いで見晴らしのいい所まで行って下を見ますと
赤い屋根瓦が続く向こう側を、煙を吐きながらSLが走っているのが見えました。
駅員さんの言った通り、ちゃんと動いていたのです。ホッとしました。

59

60

この神社のもう1つの特徴は、麓までの263段の階段に
延々と並ぶ朱塗りの鳥居です。
その数は約1000本だそうで、京都の伏見稲荷のような見事な景観でした。

降り切った後に下から見上げてみますと、
鳥居のトンネルが緑の中の参道の位置を示していました。

61

62
参道の出口から山陰の小京都と呼ばれる殿町通りまでは、歩いてすぐでした。
鯉が泳ぐ掘割を眺めながらそぞろ歩き、その通りに面して建っている
石造りのカトリック教会に入ってみました。

63

64

中は珍しい畳敷きで、窓に嵌め込まれたステンドクラスから差し込む光は
雨の日でも柔らかい明るさを教会内に届けていました。
団体の人達がドヤドヤと入って来るまでの短い時間でしたが
この畳に座ってイエス様とマリア様の像を見上げ、心が静かになっていくのを感じました。

65

66

昼食は、郷土料理と書かれていたお店で 「 うづめ飯 」 というのを食べました。
こんにゃくの刺身と煮しめや海老の天ぷらが乗ったお皿の横に
ワサビだけが乗った何も具のないお茶漬けのようなどんぶりご飯が出てきました。

何だろう?と思っていたところ、お店の方が
ご飯は、底の方からよく混ぜてお召し上がり下さいと説明して下さったので
その通りにしてみますと、ご飯の下には
三つ葉 ・ 椎茸 ・ 人参 ・ 海苔などがたっぷり入っていて
ワサビと共にかかっていた出汁と混ぜて食べると、得も言われぬ優しい美味しさです!

山陰地方の奥ゆかしさを表しているとか、倹約令が出たため、
おかずをご飯の下に隠したとかの諸説があるらしいですが
派手さはないものの滋味豊かな味わいがして、とても美味しかったです。

67

68

私たちは2人旅だったのですが、お茶請けに出されたお菓子は
3人分で3つです。

1日目、秋芳洞から萩に来る時に乗ったバスの前の座席には
一人旅らしい女性が座っていらっしゃいました。
私たちよりも1つ手前のバス停で降りられたようでしたが、
500基の石灯籠を見に水没した石畳歩いた後に乗った循環バスで、また一緒になりました。

そして、この日の朝。
津和野へ向かうバスでも顔を合わせ、さすがにお互いに軽い会釈を交わしました。
当然、終点の津和野駅でも双方が降ります。
駅員さんに鉄道の運行事情を訊いた後、タクシー乗り場へ向かう途中駅の軒下で、
雨を眺めているこの女性に再び会いました。

あのぅ・・・・・。

割り勘でタクシーに乗って一緒に太皷谷神社まで行きませんかと声を掛けたのは
私の方でした。どうするか少し迷われたようでしたが、前日から何度も顔を合わせていましたし
私たちを悪人じゃないと判断して下さったようで、ご一緒することになりました。

3人で神社を巡っておみくじを引き、鳥居をくぐって教会を訪ねる間に
少しずつお話したところによると、東京から広島にあるご実家に帰省なさったついでに
足を伸ばして今回のご旅行となったということでした。

この方はすごい雨女らしく、今回のこの雨も私のせいなんです、ゴメンナサイと謝られて
皆で大笑いしたり、お姉様の嫁ぎ先の苗字と、私の友人の嫁ぎ先の苗字と
私の旧姓が同じことが分かって、もしかしたら遠い親戚かも?!と盛り上がったりしました。

食事の後は、オシャレな土産屋さんを一緒にのぞいたりしてから
もう少しこの辺りを散策するというこの方と、お互いにこの後乗る予定の
飛行機やSLがちゃんと動くといいですねと言い合いながら、握手をして別れました。

『 旅は道連れ世は情け 』 、 『 袖摺り合うも多生の縁 』
そういう言葉が頭の中をよぎって行ったひと時でした。

69

70

津和野の駅前には、津和野出身の有名な絵本画家、安野光雅美術館があります。
もう80歳を超えるご高齢ですがまだまだ現役で、安野さんの描かれる
穏やかな中にもユーモアのセンス溢れる水彩画が私は大好きです。

絵本は重いですし、もう何冊も持っていますので
安野さん特有のウィットに富んだトランプを自分用に買って津和野駅へと戻りました。

つづく。。。

『西嬉 HP』 http://www.nishiki.ecweb.jp/

 

コメント

大雨を心配しましたが、いい旅でしたね。

NoHoさん、コメントありがとうございますhappy01

お天気以外は、大変楽しい旅でしたbullettrainraintyphooncoldsweats01

コメントを投稿